近年増え続けている子供への虐待に関するニュース。
なぜ虐待が増えているのか?
どうして虐待してしまうのか?
調べてみると社会の風潮が大きく関わっていることがわかりました。
筆者自身、2人の姉妹の母なので育児のいい面辛い面などの経験を織り交ぜながらお伝えしますm(_ _)m
虐待としつけ
虐待としつけのボーダーラインはなんでしょうか?
そこが一番難しいですね💦
虐待としつけの違い
虐待・・・繰り返す暴力(肉体的暴力・精神的な暴力)、いやがらせ、無視
しつけ・・・善悪の判断を教える
しつけの延長で手をあげることもあります。
言葉だけでどうにもならない時は手をあげてしまう、そんな経験は皆あるのではないでしょうか?
もちろん筆者も、我が子に手をあげることなんてしょっちゅうありました。
わりと放任?(良く言えば我が子を信頼し判断を任せる)スタイルできましたが、これだけはガンと叱ると決めていたことは結構うるさくしつこくしてきました。
- 危険なこと
- 人の迷惑になること
- 意地悪をしない
この3つは本当にしつこく、そしてやらかした時には時には手をあげ思いっきり叱ってきました。
馬鹿げたことで人生をつまらないものにして欲しくない・幸せでいてほしいという思いからですが、私のエゴかもしれませんね。
虐待してしまう理由
子供への虐待は、明るみになっていないことも多いです。
ニュースになる虐待の話しは、子供が極限の状態になってしまっているケースばかりです。
1つのケースをとっても、どんな経緯があったのかという背景はわかりません。
しかし、どんな理由にせよ子供の命や尊厳を奪っていい理由にはなりません。
虐待のニュースを見た時に、「かわいそうに・・・ひどい・・・」と思う反面、子供を育てている人は明日は我が身と思う時ありませんか?
我が子が手のかかる子供の場合は特に「自分もそうならないようにしないと・・・」と思うことと思います。
子育ては忍耐の連続
子供の年齢によって、親側の悩みも違います。
どの年齢でも、意思疎通がうまくいかなかい時は特に忍耐の連続ではないでしょうか?
しかし、世の中の風潮は子育てに優しくないです。
- 親なんだから〇〇して当たり前
- 我が子を可愛がって当たり前
- 親なら〇〇しろよ
- 育児が辛いなんて甘ったれるな
など、まるで産んだら最後、子供の成人までは親が1人で責任持てと言わんばかりで、周囲は好き放題の意見をぶつけてくる状態ではないでしょうか。
それでは、特に子育ての中心となっている親はなかなか本音なんて言えませんし相談するのも恐怖で狭い世界で狭い視野で負のサイクルになってしまいます・・・
世の風潮や側にいる人達が、もう少し育てる側の目線に立って慮ってくれたら違ってくると思います。
もちろん、子供を放置して自分の欲求ばかりに走るような親は論外ですが・・・
親子の関わり
「親子でも違う人間同士である」ということは当たり前のことですが、いつも一緒に居られる分お互いにわがままになったりするものです。
「なんで分かってくれないの?」と思ってしまうことってよくあることですが、甘えや依存心からなのかもしれませんね。
親からしたら「今まで話聞いてたの?なんでこれぐらいのことがわからないの?」とか。
子供からしたら「自分はこうしたいのに、なんでわかってくれないの?」と。
ほんの些細なことから大きなことまで、親だから、子供だから、と思ってしまうものです。
やはり親子でも違う人間で持って生まれたものは違います。
せめて親側は子供がある程度自己判断で動けるような歳になるまでは、相手への甘えと依存はなるべく持たずに子供を1人の人間として丁寧に接する気持ちを持つことが親子関係・家族関係がよくなるコツではないでしょうか?
大人として
大人な対応をする、というのは社会に出てからも大切なことです。
ウマが合わない人・好きではない人だからと感じの悪い態度をとることはダサいですよね(⌒-⌒; )
よほどの酷いことをされた経緯のある相手なら話は別ですが・・・
大人っていったいなに?
歳を重ねたから大人、ではありませんね。
外見だけの大人です。
大人とは
十分に成長していて考えや態度に分別のある人を指します。
やらかした人・うまくできない人などをやたらと誹謗中傷して「私ならこうする」「ありえない」と豪語している人は大人とはいえないと思います・・・
ネットの掲示板等でよく見かけますが、自分自身が被害を受けたわけではないのに他者を叩いている人はただの暇人で格好悪い人ではないでしょうか?
なかなか難しいことですが、子供がやらかした時などに色々な側面から見て背景を慮ることは大切だと思います。
筆者自身、我が子のやらかしに「なにやってんだオマエ!!」と鬼に変身して手をあげてしまうことも多々ありました。
そして色々と話していくうちに別の何かで苦しんでいたり寂しさを抱えていたりという背景やどうにもできない気持ちから悪さをしていたということもありました。
当時の筆者は今よりさらに未熟すぎて、我が子のそんな背景を汲んであげることができなかったという残念な思い出です・・・恥
目の前で起きていることに、色々な側面から見る目を忘れないことが、自分自身が虐待してしまう側にならない、そして育児に苦しんでいる人が気持ちが楽になるきっかけになるのではと思います。
もっと子育て中の人が躊躇せずにSOSを出せる環境になりますように・・・